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教育旅行

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館は津波で4階まで被災した気仙沼向洋高校旧校舎を震災遺構とし、隣接した震災伝承館では、地震・津波の映像の上映と写真を展示しています。
この施設を通じて防災・減災を学び、東日本大震災を「他人事から自分事」に置き換え、いつ起こるか分からない災害に対しての心構えを育むことができます。

見学の方法について

見学パターン 所用時間 内容
自由見学 約60分 スケジュール等の関係で90分時間が取れない場合
語り部ガイド付き(推奨) 約90分~ 語り部が館内ガイドをしながら震災時の体験談と教訓を伝えます
  • 語り部ガイドは事前予約が必要です。
  • 語り部ガイド1名につき見学人数20名まで対応可能です。
    例)見学人数が40名の場合→2班に分けて語り部2名
    見学人数が60名の場合→3班に分けて語り部3名

入館料(税込)

区分 個人 団体(30名以上・要予約)
高校生 400円 300円
小・中学生 300円 200円

体験プログラム(税込)

区分 語り部ガイド(約90分) ふりかえりワークショップ(約60分)
学校教育活動 3,000円(1~20名) 6,000円
  • 体験プログラム料金には、入館料は含まれません。

語り部ガイド付きの見学モデルコース(約90分~)

入 館

体験交流ホール(ガイドマップ⑱)に集合し、館より冒頭の挨拶の後震災時の記録映像上映(約15分)

震災遺構見学(約50分)
※ここから語り部ガイドが付きます

体験交流ホールに戻り、被災者の想い・命の大切さの映像上映(約5分)

感じたことをふせんに書く(約10分)

退 館

  • 所要時間にはバスの乗降時間、トイレ休憩は含まれません。
    なお、トイレは震災伝承館内に一ヶ所のみとなりますので、お時間に余裕を持っていただくようお願いします。
  • 見学人数が100名を超えた場合の所要時間は100分~必要です。
  • 最大200名まで対応可能です。詳しくはこちらをご覧ください。

ふりかえりワークショップ(約60分~)

ここで見たもの、語り部ガイドから聞いたことは「すごい」「おそろしい」だけではありません。見学を終えてグループディスカッションで今の想いを言葉にし、整理し、発表することで自分の生活に置き換えて考える力を養います。

ふりかえりワークショップの流れ

①クールダウン
②学んだこと・感じたことを文字・言葉にする
③学んだこと・感じたことを整理する
④学んだこと・感じたことを発表する

語り部ガイド+ふりかえりワークショップで探究学習が可能(約150分~)です!

学習のポイント

実際に被災した校舎の中を見たり、語り部ガイドの体験談を聞くことで津波の脅威を知ることができ、「自分がどう行動するか」考える力を身につけ、命の尊さ、家族や友人のつながりなど普段は気付かない当たり前の暮らしの大切さを認識できます。

  • 当館では通常のリーフレットの他に安心・安全を考慮し避難マップもお渡ししています。
  • ご希望の方にはオリジナルの防災グッズチェックリストをお渡ししますので、ご予約の際にお申し出ください。

予約申込方法

日程が決まりましたら、FAXまたはメールにて予約申込書をお送りください。到着後、予約確認書をお送りします。
申込内容によってはこちらからお電話等でご連絡をさせていただく場合がございます。なお、キャンセルの場合はお早めにご連絡をお願いします。事前下見も随時受付しております。

Q&A

Q1.一度の受け入れは何名までですか?

現在100名前後で受け入れしています。それ以上になりますと、時間差での受け入れが可能ですので、事前にご相談ください。

Q2.先生とカメラマンの料金は発生しますか?

無料でご見学いただけます。

Q3.予約をする場合、時間は指定できますか?

開館時間内であればお好きな時間帯でご予約可能です。ただし、予約状況により時間の変更をお願いする場合がございます。

Q4.駐車場は無料ですか?

第2駐車場に中型・大型バス17台分無料で停められます。

Q5.玄関付近にバスの留め置きは可能ですか?

バスの乗降時以外は第2駐車場へ移動お願いいたします。
なお、退館時間5分前になりましたら玄関前に移動可能です。